とうきょう すくわくプログラム
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・子供の視線や行動の意味、心の動きに敏感になり、何を見てこの動きになったのか、この動きはどうつながっていくのかなどを深く考えるようになりました。・「子供たちは何を見て」「何を感じているのか?」振り返りの時間が大切で、職員と共有することの大切さを学びました。・毎回振り返ることで子供たちは自分が思ったこと、感じたこと、気づいたことなどを積極的に発言することが多くなりました。・クラスでの振り返りでは、子供の足りない面を主に話が進んでいくことが多いですが、探究の振り返りでは、一人ひとりの考えにポイントを置いて話が進んでいっていたのが印象的でした。・以前よりも子供たちの声や疑問に耳を傾けるようになり、こんな考えをしていたのかと驚いたり感じたりすることが増えました。・普段の保育も指示出しではなく、「どうする?」と子供たちの意見を求めることが増えたように思います。その結果、子供たちも自らの希望や意見を言うのが「当たり前」になってきたように思います。・保育者が子供と共に楽しみ、共感し、わくわくすることで遊びや探究がより発展していくと感じました。・子供たちの自由な発想には大人がつい手を出したくなってしまったり、素材がもったいないと感じてしまったりすることもありましたが、そのブレーキをかけずに思うままに表現することを支えるのが保育者の役割であるのだと感じ、私自身の保育を立ち返るきっかけとなりました。✔振り返りにおいて✔活動後において探究活動によって得られた保育者の気づき

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