とうきょう すくわくプログラム
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✔自然物を小人の船などに見立てていた子供の様子から、遊びのきっかけになるよう、木の人形を用意した。✔OHPやライトテーブルなど光を発する装置を使うことにより、普段と異なる見え方で自然をよりじっくり観察できるよう準備した。園庭で集めた自然物を室内遊びに取り込んで自由に遊んだ。●活動内容OHPやライトテーブルを使いながら、室内にて自然物で遊んだ。●子供たちの様子・OHPを使い、一つひとつ異なる色や形を持つ葉っぱや実など・子供たちが描いた自然の絵をOHPで壁に投影し、自然物と・OHPの上に色とりどりの葉っぱや実などを乗せて「幼稚園」や●準備した物OHP、ライトテーブル、布、園庭で集めた自然物、大型積み木、木の人形、活動②で描いた絵を印刷したOHPシートがどのように映るかを試した。組み合わせながら物語を作ったり、全身を使ったゲームを生み出したりしていた。「基地」を作ったり、ライトテーブルの上で自然物と小さな人形を組み合わせて「迷路」を作ったりするなど、自然物を取り入れながら、遊びを生み出していた。●園の先生から葉や実での遊び方に決まりがないことに気付かされた。フウセンカズラを人形の帽子にしたり、大きい葉をベッドにしたりと、子供たちは自然物を色々なものに見立てていた。自然物は多様かつ抽象的なものであるため、それぞれの感性で遊べるということを感じた。●専門家から活動時間が足りないくらいオリジナルの遊びが生まれていた。自分たちで選んだ自然物から、新しい遊びを生み出し、皆で共有できるルールを作りながら、遊びを発展させていた。自然の持つ定まらない形や多様性が、子供たちの活動や探究も多様にする可能性を見せていた。テーマ:自然との関わり活動③~集めた自然物を使って室内で遊ぶ~環境をデザインする探究活動を実践する振り返りをふまえた気づき三光幼稚園(港区)

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