な画材によって表現した。・②では、設置された根っこを見ながら、「(根っこは)ここもつながっている」と・③では、スコープで拡大された葉脈を見ながら、「茎みたい」「壊れないように模様があるんだ」と、葉脈を別のものにたとえたり、その役割を考えたりする様子が見られた。さまざまな機材を使って根っこや葉脈をじっくり観察し、それらを多様●準備した物ダンボール、木の根っこ、卓上ライト、模造紙、ペン、クレヨン、マイクロスコープ、Webカメラ、PC、トレース台、ラミネート加工した葉の拡大写真、透明なシート、トレーシングペーパー●活動内容根っこや葉脈をじっくり観察するために、3つのセットアップ(①トレース台で葉脈を観察するもの、②根っこを照らし出して直接観察するもの、③マイクロスコープで葉の表面を拡大し観察するもの)を用意した。活動後は、それぞれのグループの描いたものを共有した。●子供たちの様子・①では、葉脈を見ながら道路や家を描いており、その理由として「街みたい」「迷路みたい」に見えたから、と答えていた。発見し、土の中の世界を想像してダンゴムシやモグラを描いていた。●園の先生から・もっとじっくり時間を確保しても良かったかもしれない。・葉っぱと根っこをよく観察したので、大きくなってきた柿の実でもやってみたい。●専門家からみんなと同じ空間で同じ紙に描くというのは、自分だけで描く感覚とは異なるものがある。活動③~木は生きている~環境をデザインする探究活動を実践するテーマ:柿の木振り返りをふまえた気づき山谷かきのみ園(渋谷区)
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