活動内容粘土とふれあう時間/回人数/回40分程度12~13人日頃から園庭遊びの中で土に触れ親しんでおり、新たな視点で土と関わるため。普段の泥遊びで子供たちが泥の感触を楽しみ、手の使い方を工夫しながら粘土の変化や質の変化を様々に探究していた様子から、道具を使わずに手で粘土と関わるための活動を行った。環境をデザインする●準備した物土粘土、木のプレート、水の霧吹き(保育者が使用)●活動内容粘土のもとである土を触り、諸感覚を通して土粘土そのものをじっくり探究した。●子供たちの様子✔匂いを嗅ぐ⇒「土のにおいがする」✔人差し指で優しく触ってみる⇒「もちもちしている」「冷たい」✔両手で挟んで持ってみる⇒「重い!」「ねとねとしている」✔手のひらで叩いてみる⇒「手が少し茶色くなった」✔叩いて平たくする、持ち上げる、なでてみる・皆で土粘土とじっくり触れた後に、子供たちが思い思いの方法で自由に土粘土に触れ合った。丸めて団子を作る、細く伸ばす、粘土を高く積み上げる、「ゆきだるま」や「かめ」などを作るなど、様々な関わり方が見られた。●園の先生から・粘土を触る場所によって温度が違うなど、いろいろなことに気づいていた。・普段粘土でものを作ることはあるが、粘土そのものにじっくり触れる機会がなかった。子供がそれぞれのペースで、感じるままに粘土に触れていた。●専門家から・土粘土に触れながら、固くなる変化に気づき、特性を活かして楽しむ過程がみられた。・制作で使うことが多い粘土と、じっくり向き合うことを楽しむ、という過程を見ることができた。テーマを設定する探究活動を実践する活動~粘土とふれあう~テーマ:土・砂・泥活動スケジュール(4歳児クラス)振り返りをふまえた気づき白金台幼稚園(港区)
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