右図の①~⑤のプロセスが基本的な探究活動の流れとなります。✔各園の環境や強みに応じたテーマを設定し、テーマに応じた素材や道具を準備することで子供たちが遊び込める環境を整えます。✔子供たちは、子供同士や保育者との関わりの中で、自ら興味をもって試し、考えながら「探究」を重ねていきます。✔保育者は子供の問いに対し、単に答えを与えるのではなく、声かけ等の関わりによって一緒に「探究」を深めていきます。また、活動を振り返り、子供の好奇心・探究心を更に促せるよう、探究活動のデザイン・実践を繰り返します。うことが探究なのかなって感じた。・探究をする時は周りが見えなかったり、聞こえなかったりするほど集中して、答えを探っていき、わくわくして、気持ちが高まっていく。人にやらされるというよりは、自分からどんどんやりたいことをする。・自分でいろいろ見て触って、それを感じたままに、そのまま表現していく。普段の保育で得意・不得意があっても、探究は得意・不得意関係なく、誰もが可能性を秘めている活動。・何をやっても正解や不正解がない。絵を描く活動においても、みんながみんな全然違う絵を書いたり、違う色を作ったりと、みんなが違うものを作っている。日々の保育では型にはめるというか、一つのことをみんなで一緒にやっているが、探究活動では子供たちのいろんな特徴や個性などを引き出せる。⑤振り返る・共有する②問いを考える①テーマを決める④探究活動を実践し、記録する③環境をデザインする◆「探究活動」に対する園の先生方の声・決まった結果があるわけではなくて、ありのまま子供たちが感じて、子供たちの中で自然にどんどん疑問が増えていく。・一般的な知識などではなく、ありのままの目の前にあるものを子供たち自身が見て触って感じたものが、知識になるとい探究活動について
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