とうきょう すくわくプログラム
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土と水を入れたベビーバスを2つ用意し、それぞれにままごとの道具、土と水、水が入っ✔ベビーバスの水を地面に流して、どこまで水が広がるかを見て比べる✔ベビーバスを持って重さをはかる⇒「力持ちの人が持ったら軽いと思っちゃう」⇒力持ちの子たちに持ってみてもらう⇒どちらが重いかについて意見が割れた✔穴を掘って水だけ出してみる⇒「土が水を飲んじゃう」✔他の容器で水を汲んで比べる✔入っている道具をすべて出してみて、水の深さを比べるがやりたくなっていくか、子供なりの答えを出したくなるかを考えて、活動を組み立てていきたい。●活動内容たポリタンクなどを入れ、ベビーバスに入っている水の量の違いを推測した。●子供たちの様子「どっちの方がお水がいっぱい入っている?」と子供たちに問いかけると、水の量を「はかる」ための様々なアイデアが出た。など、子供たちがそれぞれの意見を出し合いながら「はかる」について考えを深めた。●園の先生から・普段からたくさん遊び込んでいるからこそ、「こうしたらこうなるだろう」と想像し、考えることができていた。・すぐに結論は出ないが、ああでもない、こうでもないと考えるのがいい時間だった。●専門家から・答えや正解があって子供たちがたどり着くかではなく、子供たちがどういう風に考えているかが大切。・子供たちが緊張せずに意見を出せることに感動した。・正解を分かること以上に、その子なりのはかり方を獲得することに意味があると思った。正解がない活動をいかに子供たち振り返りをふまえた気づき探究活動を実践するテーマ:はかるまんとみ幼稚園(江東区)

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